私の体験

重金属デトックス体験 
新しい自分との出会い

サウンドヒーリング・ウエルビーイングクリエイター
サウンドヒーリングサロンCoo~空~
坪内 祐太郎

プロフィール写真

 工場でリチウムイオン電池の製造に関わっていた頃、コバルトという重金属の粉末を扱っていました。0.005mmという微細な粒子は呼吸や皮膚から体に蓄積し、皮膚が真っ赤にただれてしまったのです。頭から足の先までジュクジュクした湿疹が広がり、かゆみや痛み、べたべたする不快感で眠れない日が続きました。ひどい疲労感と寒気で、自宅にいるときは常にうずくまっているような状態でした。医者からは回復までに30年とも言われる状態で、不安で未来が見えなくなっていました。

 そんな時、サウンドヒーリング協会のファシリテーター研修会(※)を受講した姉から協会の喜田理事長を紹介されました。サウンドヒーリングは、9.11同時多発テロでビルに救助に入った消防士や警察官の重金属解毒プログラムとして高い評価を得たことを伺い、大きな励みになったことを覚えています。部屋には常に屋久島の自然音を流し、姉は毎日施術をしてくれました。施術中は安心感で満たされ、強い緊張がほどけていきました。施術中、体から工場の油の臭いがしてきたそうで、ため込んだものを排出しようと体が頑張っていることを思い、自分が愛おしく、まだまだ治る力があるのだと希望が湧いてきました。屋久島の自然音の中でゆっくり呼吸をし、「私は元気」、「私はよくやっている」、「ありがとう」などのプラスの言葉を心の中で唱えることも朝の習慣になっていました。

 3ヶ月程すると、ただれた皮膚が乾燥し、粉状となって毎日両手一杯になる程はがれるようになりました。更に数ヶ月経つとはがれる量が徐々に収まり、綺麗な皮膚が現れるようになりました。その時には疲労感もほとんどなくなっていました。元気になるにつれ全てが新鮮に見え、支えてくれた家族や全ての方への感謝で一杯になりました。日光にあたることのできる喜びや、自由に歩き回れるうれしさで、これから何をしようか、どう社会に貢献しようか、わくわく考えていたのを覚えています。その後、私もサウンドヒーリング協会の研修を受け、今は姉とサロンを運営しています。サウンドヒーリングを通して人の喜びのお手伝いができることを嬉しく思っています。

※サウンドヒーリング協会主催の資格認定研修会。KITAサウンドヒーリングに関する基礎的な理論と実技を学びます。詳しくはサウンドヒーリング協会のWebサイトをご覧ください。